2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

満足感について

何となく関心と刺激の内積で決まるのではないかと。関心の総体(絶対値?)はおおよそ一定。んで、それを多次元に振り分けてもいいし、集中させてもいい。 一方刺激は、絶対値も変化させることができる。単一の刺激の強度を変えることもできるし、刺激の様式…

「上手い話はない」と気付くために必要なこと

↓このまとめなどを読んで感じたことなど。yuurakuの「馬鹿について語る」まとめ - Togetter「上手い話はない」以外に「自分より頭のいい人間はいる」とかも。普通に気付きそうなことではあるけど、自分の能力の範囲を超えるものを評価する必要があるので、確…

法則の発見とかシステムの構築とか言動の一貫性をもたらす資質

一言で言うと「柔軟性がない」ことではないかと。この場合の「柔軟性」は状況に応じて対応策や立場を変える(ことを厭わない)能力。それが不足していることで上記のような戦略が必要になるのではないか。

思考の弛緩の表出

ある状態(例えば「快適な生活」)を望んでいて、その状態を得るために必要な条件を検討するとする。緊張感があり、思考がフル回転しているときは、最低限必要な条件を見極めることができる。逆に思考が弛緩していると、不要な条件を多く含んだ「安全な」基…

経験とかフローが重要な理由

基本的に実体のあるものないもの(知識とか)問わず貯め込むのが好きなのだが、それってどうなんかなと思わなくもない。人間の(時間当たりの)欲望は有限なので、ストックがあれば簡単に充足できるが、ストックがなければ多少手間がかかる反面、新しい経験…

言い訳とか責任転嫁に関する一考察

「言い訳」とか「責任転嫁」と言うと明らかに悪いニュアンスがあるが、集団の中では常に自分に責任を帰すべきとかも限らないので、他者の責任を問うのが妥当な場合もある。責任の帰趨は状況によって異なるが、帰趨以外にも重要な観点があると思う。それは「…

先見性と逃避と執着

「先のことを考えてやってる」のが本当に先見性なのか、現状からの逃避なのか、過去への執着なのか分からないことがある。 「現状からの逃避で後で役立ちそうなことをやる」は分かりやすいのではないかと。例えば、モテないから恋愛からは逃げ、勉強に専念す…

選択肢を放棄する理由

基本的に選択肢は多い方がいいので、わざわざ捨てることはないと思うんだが、いろんな理由で捨てるみたい。 1.自己顕示一番アホな理由。要するに「安全策を捨てる俺カッコいい」とか「安全策に頼らないのは有能な証拠」とかそんな理由。こういう人間は大概…

嘲笑の扱い方

若い時分は他人の嘲笑が気になるものだが、それにどう対応すべきか。嘲笑する理由はおおよそこんな(嘲笑とか嫉妬とか - jotunの頭の中)感じだろう。そこには「目的の達成に向けて不合理なことをやっている」という批判的な要素がある。(場合によっては単…

嘲笑とか嫉妬とか

人間の多くの感情に共通する機構として、「特定の概念に意識が集中→接近できれば満足(→不可能であればストレス)」ってのがあると思う。分かりやすいのは子供が親におもちゃをねだる時で、買い物に出かけた時などに興味のあるおもちゃが目に入った段階で「…

飽きとか没頭とか行動の閾値とか

「やってて楽しいこと」はいろいろあるわけだが、それら全てに「没頭」できるとは限らない。単純に「没頭するには楽しさが一定の閾値を超える必要がある」とも考えられるが、独自の要素もありそうな気がする。例えば、没頭するには予測不可能性が不可欠。「…

批判の構造について

「批判」と言ってもいろんな要素があるけど、とりあえず「抜けた論点の指摘」を考える。例えば特定の分野についてそれなりに熟知した人間Aがいて、その分野のある問題に対して、挙げるべき論点10個のうち、8個を挙げたとする。挙げるべき論点のうち2個挙げら…

コミニュケーション中断の理由

主としてtwitterで感じたこと。コミニュケーションが中断した(リプライを返さなくなった)理由は、必ずしも相手の発言が気に入らなかったからではない。 面倒臭くなった 気分が乗らない (一時期親しかった人と会話していない理由)一度やり取りが途切れて…

役に立つ世間知と役に立たない世間知

基本的に「役に立つ→予測ができる」「役に立たない→事後解釈のみ」かなと。何が言いたいかというと、世の「識者」や「先達」がしたり顔で述べるものも、所詮事後解釈にしか役に立たないものが多いので、そういうものはすぐに排除すべきだと。 〈役に立つ世間…

相手に伝わらないアドバイス

一定の経験がないと理解できない言葉があるので、相手の理解度に配慮しないアドバイスは意味を為さない場合が多い。以下、具体例を列挙。 「正直に言えばよかったのに」「よかったのに」がどうよかったのかについては様々なパターンが考えられる。肝心なのは…

行動する人間が一番偉い?

twitterで以下のような呟きを見かけて、「そうだよね〜」と深く同意したわけだが、一方で「(批判ばかりの人間より)行動する人間が評価されるべき」という考えも間違いとは言えない。favstarそんなわけで、この手のパラドックス?について少し考えてみたい…

模倣できない成功例は挫折をもたらしやすい?

例えば、国民的人気女優になりたい女性がいたとする。同時代に、容姿・演技力・機転・歌唱力など、すべてに優れた女優がいたとすると、「その人と同じ能力を身につければ、国民的人気女優になれる」という推論が働く。しかし、その「容姿・演技力・機転・歌…

部屋の掃除に関して

生活していれば汚れていくので、常に清潔な状態を維持するのは不可能。それでも掃除するのが妥当なのは、労力に見合うだけの利益があるから。「掃除すべきかどうか」は部屋の汚さが一定の水準に達した場合。「整理」に関しても同じ。整理しても乱れるし、既…

気付きとか洗練とか独創性とか

「独創的」と言っても無から有を生み出せるわけではなく、何らかのソースに基づいてその本質を高度に抽象化し、自分なりにアレンジした場合に「独創的」と言われるのかと。 「独創性」を生み出すためには、「(本質に)気付く」過程と「洗練させる」過程が必…

トレードオフの関係にあるもの

自明ではないけれど、トレードオフの関係がありそうだなぁと感じるものを列挙してみる。(あとで読み返したら自明のものが多い気もw)人間の行為・性質に関するものの場合、自分の意志でどちらを優先するか選択できるものもあれば、先天的にどちらが得意か…

人間関係について

さほど目新しい内容はないと思いますが、最近特に実感していることなど。 ・人脈やら人徳やら人物評やらには、行為の質よりも行為の量が利く。たまに無難な善行を為すよりも、善悪ひっくるめて四六時中他人のおせっかいを焼いていた方が「好人物」とみなされ…

意志の力

「完全な自由意志(意思)などない」という話は置いといて。メタなレベルで行動を制御できる人間はいるので、そういう類の「意志」について。 惰性で行う行動を変化させる力、という解釈が可能かもしれない。そういう定義であれば、行動に対応しない「思索」…

アウトプットがモチベーションに繋がる理由

よく「勉強したらアウトプット」などと言われる。それには、「他者に伝達することで記憶の定着&理解の向上&表現力を養う」とか、他人からレスポンスをもらうことで知識を修正できるという側面もあるんだろうけど、一番重要なのはそれによってモチベーショ…

捨てる技術

昔そんな感じの本があった気がするが、あまり参考にならなかった気がするので、自分なりの方法を書いてみる。「明らかに要らないもの」を捨てるのは簡単なので、要るか要らないか迷うものの扱いについて。前提として、「保持するにはコストがかかる」ので、…

精神安定のために覚えておくべきこと

世の中の悪評のほとんどは時間が経てば収まる。「(本人とって)面白ければ(相手の)欠点はさほど気にならない」という人間が世の中には結構いる。