ブログの意図など

ふとしたきっかけで浮かんだアイディアを書き連ねていこうかと。

哲学というほどではないけれど、少し気になった概念に関して。


基本的に自分用のメモです。主としてブログの検索機能を使うために公開しています。

読者の存在をあまり意識していないので、意味不明な部分があったり、未完成のまま放置されてるものがあったりしますが、「こんなこと考えてる人間なんだな〜」と思って頂ければ。


実は以前から書いてる jotunの独り言 というブログの下書きをベースにしたものが多いです。

やや抽象的で分かりにくいかな?と思って放置していたネタをこちらに移動してみました。

本家の方では教育政策とか語学学習とか、そんな話をメインに書いてるんで、そちらも覗いてみて下さい〜


P.S. Evernoteの方が使い勝手がいいので、そちらに移行するかもしれません。

あるいはTumblrとか。


断片的なアイディアはOneNoteに書き連ねることにしました。

2014年以降は、ある程度文章の形になったものをこちらに転載しようと思います。

追記したいエントリ

「追加予定」タグ以外で、追記したいものをメモ。

行動の強度と報酬感 - jotunの頭の中

新規性とか抽象概念とか報酬獲得に付随する要素とか一般化とか - jotunの頭の中

ショートカットの存在とモチベーション - jotunの頭の中

因果関係の認識について - jotunの頭の中

男女の嗜好の違いは何に起因するか? - jotunの頭の中

他人から評価を病的に気にする理由 - jotunの頭の中

他者との関係を維持するのに必要な要素 - jotunの頭の中

目的の分割について - jotunの頭の中

欲求の充足の程度と、行動の是非の判断 - jotunの頭の中

情報が少ないと楽観的な希望を抱きやすい理由 - jotunの頭の中

問題の認知と解決策の想起と希望の消滅 - jotunの頭の中

不誠実さについて - jotunの頭の中

経験と一般化と飽き - jotunの頭の中

欲求が充足されないと目標が高くなる理由 - jotunの頭の中

思考の連続性とか欲求充足の対象の好ましさとか - jotunの頭の中

ロマンティシズムと行動力は並立しない(※ただしイケメンを除く) - jotunの頭の中

因果関係の直感的な認識の機構 - jotunの頭の中

固執を断ち切る方法 - jotunの頭の中

選択肢の限定と満足感のトレードオフ - jotunの頭の中

作為を恥と考える傾向について - jotunの頭の中

必然性と短絡 - jotunの頭の中

コミュニケーションの本質について - jotunの頭の中

「自分を受け入れる」とか「自分を好きになる」とか「自分らしく生きる」とか - jotunの頭の中

巧妙なコミュニケーションと不誠実さ - jotunの頭の中

巧妙な価値基準の設定について - jotunの頭の中

閾値を越える負の概念による唾棄や状況の悲観について - jotunの頭の中

何事もない人生を生きる - jotunの頭の中

目次

未完のエントリが多いので、一応書き終えたものや、そこそこの分量になったものをご紹介。



個人の性格や能力に関するエントリ

「秀才」は研究者に向かない? - jotunの頭の中

病的なマキシマイザーの不合理な選択について - jotunの頭の中

いつも予測を外す人 - jotunの頭の中


人生観とか処世術に関するエントリ

「ありのままの自分を受け入れる」ということ - jotunの頭の中

挑戦する機会を増やすという戦略 - jotunの頭の中

希望、絶望、意志 - jotunの頭の中

人間関係の成功と失敗 - jotunの頭の中

欲求の解消と俯瞰 - jotunの頭の中


判断の根拠やその偏りに関するエントリ

サンクコストバイアスの機構 - jotunの頭の中

判断基準の設定と維持 - jotunの頭の中

適切なフィードバックとは? - jotunの頭の中

好不調の波と、満たすべき条件の見極め - jotunの頭の中

満足の閾値と判断の合理性 - jotunの頭の中

必要性に基づく行動価値の割り当て - jotunの頭の中


動機付けの機構や手法に関するエントリ

何によって憶えられたいか? - jotunの頭の中


所有や蓄積に関するエントリ

現実世界で上手く「蓄積」するには - jotunの頭の中


特定のパターンに当てはまる事象を列挙したもの

トレードオフの関係にあるもの - jotunの頭の中

認知の歪みを認識するポイント - jotunの頭の中


その他の雑多なエントリ

説得の技法について - jotunの頭の中

感想とは差分である - jotunの頭の中

価値の持続について - jotunの頭の中

代替可能性の認識について - jotunの頭の中

目標のボトムアップとトップダウン

動物に行動の時系列を学習させる際、ボトムアップで(行動の開始点から)学習させる方法と、トップダウンで(目標到達点から)学習させる方法がある。

人間の場合も同様だが、指導者がいない場合には、どちらも困難が生じる。

ボトムアップの場合、「目標点に到達していないのに報酬を得る」必要があるし、

トップダウンの場合、「何らかの方法で目標点近くにまず移動する」必要がある。


トップダウンで学習するためには、行動のバリエーションを増やす必要があるのかもしれない。

それによって「偶然目標点の近くに移動する」可能性が上がる。

また、ボトムアップで学習する場合には、行動の過程を評価してくれる他者の存在が重要である。

学習の特性を考慮した行動戦略

例えば、ADHDでは部分強化の効果が弱いという知見がある。

それが正しいのであれば、ADHDの人間が学習するためには、部分強化ではなく連続強化が必要ということになる。

しかし「報酬を確実に得る」こと自体が困難なので、連続強化が常に実現できるわけではない。


一つの方策は、時間をかけてでも確実な手法を身につけることだ。

先を見越した行動の困難さ

「遠くの利益」が単独で提示されるなら、それを選択するのは容易なのだが。

しばしばそれは多少の労力を伴うし、それ以上に、目の前の報酬獲得をいくらか先送りしなければならないのがネックである。


例えば「宿題をやるか、ゲームをやるか」。

義務の遂行の習慣化

何か好ましいものを手に入れる行動が習慣化するのは容易に理解できる。

だが明確な報酬を伴わない「義務の遂行」はどのようにして習慣化されるのか?


「義務を遂行しないと罰が与えられる」という状況なら分からなくもないが、必ずしも罰を伴うわけではない。