2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

批判の受け止め方について

twitterで親しい方たちが因縁をつけられているのを見て思ったことなど。他人からの批判にはもちろん聞くべきものもあるので、「人の意見にはちゃんと耳を傾けなさい」と教えられるわけだけど、実際は聞くに値しないものも多いので、巧妙にフィルタリングする…

試行錯誤が嫌いなのは

試行錯誤の結果として出てくる解決策が、ほぼ確実に「不完全性」を内在しているからではないかと思う。いや、試行錯誤の結果得られた方法が、従来の方法(自分がそれまで用いてきた方法、一般に用いられる方法)より優れている可能性はあるのだが、使い古さ…

コミュ障の一側面

なんつーか、いわゆる「コミュ障害」にもいろんな側面というか要因があると思うので。例えば「他者との意思疎通が困難」という理由が考えられる。また「他者への関心が一切ない」という場合もありうるだろう。今回はそういったケースは扱わず、「他者や他者…

集団行動へと駆り立てるもの

この場合は「集団」っていっても2人以上ならおkということで。「共同作業」と言った方がいいのかもしれないが、必ずしも特定の作業に従事している必要はないので。 要するに、「他人と一緒に何かする」という発想がどこから出てくるのかという話。大部分の…

コミュ力とか社会性の一側面について

「コミュ力」にしろ「社会性」にしろいろんな要素が含まれているので、まとめて議論するのは不可能だろうけど。一つの側面は、「他人の存在をモチベーションの維持に上手く利用できる」ことだと思う。 例えば「一緒に勉強する」のは、「分からないところを聞…

前進するために必要なこと5

4に近い内容なんだけど、失うこと自体は確定で一部を保持することもできない場合に、どうやってそれを諦めるか。イソップ童話のキツネのように、「どうせあの木の実は酸っぱい(うろおぼえ)」と合理化するのも一つの手なのだが、認識を安易に歪めるとあと…

前進するために必要なこと4

今度は、「前進するために何かを失うが、失うものを小さくできないか?」というお話。 1.縮小して保持する例えば、物が増えたので雑誌を捨てざるを得ないが、気に入ったページだけ切り取ってスクラップにするなど。 2.一般化して保持するこれはちょっと…

「美しい思い出」とか限定された範囲での最大化とか

「過去の思い出は美化されやすい」とかそういう話ではなく。例えば初恋の人が最近自分の家の近くに引っ越してきた、という話を聞いて「理由をつけて会いに行けないこともないけど、どうしようか?」と迷うような状況。もちろん、深く考えずに「付き合えるか…

マキシマイザーが気を付けるべきこと

マキシマイザー(最大者)は、Schwaltzに提案されたサティスファイサー(満足者)と対立する概念で、それなりの成果を上げても満足しにくい人間のこと。定義上「幸福」にはなりにくいが、仕事で大きな成果を上げることも。 「幸福になりにくい」性質からは逃…

何に価値を置くか?

人間の「価値」の感じ方に意志が介在しえないかというとそんなことはなくて、ある程度の恣意性は存在すると思う。また、特定の事物の客観的な(普遍的な)価値というものは、厳密には定義できないだろうが、それに近いものを想定することはできる。(同じ国…

連想と固執の二軸で考える

この場合の「連想」は、特定の概念について考える場合に、どの程度(関連した)別の概念を想起するかということ。また「固執」は現段階で関心の中心となっている概念をどの程度保持するかということ。 連想高・固執高評論家タイプ 連想高・固執低柔軟タイプ …

人生を加速するには

「やりたいことがある」ことと「時間を作れる」が条件だと思う。 「やりたいこと」を作るには 「時間を作る」には「最低限やるべきことは何か?」を見極める。例えば大学では「単位を取る」 どちらも人生の一つ先のフェイズが視野に入っていることが重要のよ…

「面白さ」とは

遊びだけでなく仕事にもそれが感じられるときはある。 仕事の場合、「社会への貢献」に繋がるのが一つの要因だと思うが、遊びが面白いことからも必須ではない。遊びの場合、「面白さ」

批判の「ブーメラン」

代替案を出さない批判は建設的ではないし、そういう批判をする人間は自分も縛ってしまうケースが多いような。例えば何か計画を立ててそれを公言したとして、後に実行不可能だと気付いたとする。その場合はすぐに修正すべきなんだろうけど、「言ったことと違…

「意志」で問題を乗り越えられるのか?

〈関連エントリ〉問題を乗り越えるパターン - jotunの頭の中撤退とか諦念とか批判とか嘲笑とか責任転嫁とか - jotunの頭の中前進するために必要なこと - jotunの頭の中前進するために必要なこと2 - jotunの頭の中前進するために必要なこと3 - jotunの頭の中…

真の「格上」は誰か?

ツイッターには「上から目線クラスタ」なんてのがあるみたいだけど。この「上」とは「格上」という意味なんだろうが、ある人物を他の人物の「格上」たらしめるものは何なのか?そもそも「格」はどうやって決まるのか? 例えばある政治的問題について論じる場…

俯瞰とか一般化について

どちらも「(局所ではなく)全体を見る」ということなんだけど。具体的にどういうプロセスで行われるのかに興味がある。 例えば、「自分は家では勉強ができないから学校の自習室で勉強しよう」という判断をした場合、「自分は家では勉強ができない」という認…

他人に出し抜かれるパターン

最初から同じ土俵で勝負し単純に力の差で負ける、ということもあるにはあるが、現実での「勝敗」は設定した「土俵」が何かによって決まることが多い。 他人に「出し抜かれる」際は、「自分はもしや相手の手の内で踊らされているのではないか?」と思っている…

行動の妥当性

行動が妥当かどうかってのもいろんな評価基準があるよね、という話。 例えば実験して一応結果が出たので、学会発表を検討しているとする。研究室に所属して日が浅く、データもそれほど揃っていないし、研究の背景も十分に理解していない。その段階で学会に出…

人生の無駄とは

1.過去の回顧 2.一人遊び 3.現実味のない努力 4.目的の不明確な努力 5.他人の批判・嘲笑・罵倒 6.必要性の不明確な問題点の洗い出し 7.休息

現実世界で上手く「蓄積」するには

〈関連エントリ〉現実世界で上手く「蓄積」するには - jotunの頭の中蓄積するということ - jotunの頭の中完璧主義について - jotunの頭の中所有という概念について - jotunの頭の中 「蓄積」の本質とそれがもたらす快楽についてはすでに書いたけれども。以前…

蓄積する悦び

〈関連エントリ〉現実世界で上手く「蓄積」するには - jotunの頭の中蓄積するということ - jotunの頭の中完璧主義について - jotunの頭の中所有という概念について - jotunの頭の中 「蓄積」に関しては以前エントリを書いたけれども。「蓄積」が強力な快楽と…

完璧主義について

以前論じた「蓄積」とも関係があると思う。 「完璧」の基準はかなりあいまいなので、実体を捉えることは意外と難しい。それが他者との比較によって決まる場合もあるので、相対的な側面もあるはず。 無難な解釈は、特定の目的(欲求)が存在し、その目的(欲…

「王子様待望」の危険性

最近では女性に限らず男性にも「自分の価値を認め、引き上げてくれる人物が…」という願望があるみたい。その安直さというか、努力を厭う姿勢がまず問題なんだけど。それ以外にも危険性がある気がするので、ちと論じてみる。

集中と拡散

なんつーか、人間の欲求の本質って、一部に集中(停留)してきた意識に対し、適切な刺激を加えることで、意識を拡散させることなんじゃないかと思うんだよね。まぁ明確な論拠のない観念論なんだけどw ちなみに、人間にとって同じ人間の存在が重要である理由…

「空気を読む」ことの危険性

本音を言わない→要求が通らない→周囲(友人、指導者)が状況を把握できない 行動を起こさない→得られたであろう利益の喪失→得られたであろう情報(失敗含む)の喪失 人間関係で無駄に疲れる→場合によってはそれを避けて孤立 相手の要求を断れない→いいように…

過大評価のリスク

「競争相手を過大評価して無駄な努力をする」というのが典型的なんだけども、他者の能力に限らず、他人の要求や課題の難易度を過大評価することも含めて議論しようと思う。基本的に過小評価した場合に、相手に負けたり、誰かに怒られたり、事業に失敗したり…