2012-02-28から1日間の記事一覧

傲慢さについて

twitterより。一部の人間にちやほやされ、それに満足して他の人間に対しては無作法に振る舞う人間がいたら「傲慢だ」と罵られるだろうが、「現状(一部の人間に承認されている)に満足していても行動を制限すべき」と考え始めると、行きつく先は神経症だよね…

他者の反応と行動の制限

基本的に他人が嫌な顔をする、あるいは苦言を呈さない限り、自由に振る舞えばいいと思う。しかし人間は「気を遣って」放任してくれる場合もあるし、ある時突然「見放す」場合もある。ゆえにメタな判断で行動を制限することが求められる可能性もある。 …結論…

目標達成の可否による必要条件の認識

例えばテストで満点を狙うとして、どの程度勉強すべきか?とりあえず一定量の勉強をしてみて、満点が取れたらこれで十分(もっと少なくてもいいかもしれない)と考えるだろうし、満点が取れなかったらこれでは不十分と考えるだろう。試行を繰り返すうちに、…

差異とか変動とか

例えば一定の収入を得ていたとしてそれに満足するかどうか?食べるのに困らないから十分だ、とか、狭い部屋にしか住めないから不十分だ、といった絶対的な評価も可能だとは思う。しかし実際は「弟より少ないから不満だ」とか「転職前より増えたから満足だ」…

努力を伴うことの意義

同じ報酬を得る場合、何もせずに得ることと、何らかの努力をして得ること、どちらがよいか?単純に考えれば何もせずに得られる方がよい。強化学習の枠組みでも、基本的に「報酬−労力」の値を用いて行動の強化が為される。 しかし長期的に考えると、努力をせ…

欲求が充足されないと目標が高くなる理由

例えばなかなか結婚できない人の理想が高くなる、みたいな話。似たような現象として「欲求充足されないと細かいことに拘る」もある。目標が高くなるにしろ、細かいことに拘るにしろ、限度が過ぎると行動の枷となるので様々な問題を生じる。なぜこのようなこ…

思考の連続性とか欲求充足の対象の好ましさとか

他人と共有できない趣味に没頭することでも満足感を得ることはできるが、その後虚しさを感じることもある。「現実と関係の強いものでの欲求の充足(例えば二次元の恋人ではなく現実の恋人)」が重要なのは、この後の思考との連続性が問題になるからだと思う。

欲求充足の平均値と行動力

常にある程度欲求が充足されていると、それ以上労力を割いて(行動を起こして)欲求の充足を求めない、という面もあると思うのだが、行動を起こすかどうかを「普段の欲求充足の平均値が満たされるかどうか」で決める場合もある気がする。例えば「留学するか…

好不調の波と、満たすべき条件の見極め

苦しい状況からいくらか楽な状況に変化すると、その「楽な状況」が客観的にはそこまで「楽」でなかったとしても、精神的にはかなり楽になる。逆に楽な状況から少し苦しい状況に変化すると、その「苦しい状況」が客観的にはそこまで「苦しく」なかったとして…