差異とか変動とか

例えば一定の収入を得ていたとしてそれに満足するかどうか?

食べるのに困らないから十分だ、とか、狭い部屋にしか住めないから不十分だ、といった絶対的な評価も可能だとは思う。

しかし実際は「弟より少ないから不満だ」とか「転職前より増えたから満足だ」というように、他者や過去の自分との比較によって満足度が決まる場合が多い。


…何が言いたいかというと、人間の能力や境遇の「絶対的評価」はさほど意味を持たないのだなと。

それは人間の主観が安定しないというネガティブな意味もあるし、どんな状況も解釈次第で楽観しうるというポジティブな意味もある。