標準年齢の解釈の仕方について

「何歳までに○○した方がいい」とか「何歳になったら○○は諦めた方がいい」とか、そういうものに関して。

人間の脳の作りは類似しているので、他人がある年齢で行ったことは自分にも適切な時期である可能性はあるし、(企業の採用などで)他者を評価する基準として年齢を用いる場合があるので、上記のような情報は無駄にはならないとは思うのだが。


ただある行動(例えば大学再入学)に関して、一定の年齢以上ではほとんど例がなかったとして、そこから「何歳になったら○○は諦めた方がいい」という結論を出すのは適切かどうか?

諦めた方がいい場合も中にはあるだろう。

例えばその分野の求人が年齢制限つきだとか。

ただ合理的な理由はないが、何らかの別の事情で一定以上の年齢の人間がいないという場合もある。


例えば大学への再入学の場合、貯蓄と再就職の見通しがあるなら別に構わないはずだが(まぁ今の時勢、再就職の見通しのある人間はそこまで多くはないだろうが)、大抵は「もう新しいことを学ぶ気力がない」という理由で断念するのではないか?

もし「気力がない」「意欲が起こらない」ことが一定以上の年齢の人間が少ない理由であるのなら、あなたがたまたま「意欲のある」人間だった場合、躊躇せずに大学で学び直せばよい。