行動の閾値と行動選択の合理性

twitterより。

人間が常に「一番やるべきこと」を理解して行動できるかというとそんなことはなくて、思いついたもの(あるいは視界に入ったもの)のうち、閾値を越えたものを実行・獲得するという感じでしょうな。

閾値が低ければ「何でもやる」し、しばしば「途中で放棄する」。閾値が高ければ「何もしない」(まぁ退屈すれば意識的に閾値を下げることも可能かもしれんが)。閾値が適当な値なら「重要なことだけやる」。

なんつーか、「合理的な判断」は情報の多寡とか見積もりの適切さだけでなく、半ば先天的な要素にも影響されるんじゃないかと思って。情報や経験が豊富でも、「閾値」がやたらと低かったりすると、合理的な判断はなかなか難しい。