目的の上下関係とその切り替え

前回のエントリの場合、「校内テストで上位に入る(総合点を上げる)」ことは「数学で90点以上取る」ことより上位の目的のはずである。

しかし、下位の目的の方がその明確さゆえに、上位の目的よりも重要なものとして感じられる場合がある。



どの段階の目的に意識が向くかは、時間割引の問題として捉えることも可能かもしれない。

つまり、上位の目的ほど価値は高いが、達成までの時間も長いとすれば、価値や時間の微妙な差や、割引率の個人差によって、現段階でどの目的に一番(割引後の)価値を認識するかが変わってくる。