ストレスとか抑制の程度について

外部から好ましくない刺激が与えられればそれはストレスになるし、それをもたらした行動は抑制されるだろう。

「好ましくない刺激」が物理的なものなら、刺激の内容(強度)とストレスや抑制の強さの関係を理解しやすいのだが、精神的なものだと難しい。


精神的なものの一例として、「親しい人間からの拒絶」というのがある。

これがどの程度のストレスになるかは、個々人の資質にもよるが、「親しさ」の程度にもよる。

一般に親しければ親しいほど、ストレスも大きくなるだろう。

単純に予測誤差で解釈できないこともないかもしれないが。


では「親しい人間から別のものを拒絶するように言われた」場合はどうか?

別のものを拒絶する動機にはなるだろうし、それは親しさやそれに従わなかった時の相手の拒絶の程度にもよる。

これを予測誤差で考えると、相手に対する予測誤差(従わないと嫌われる−元々親しい)が、別の対象に転移していると解釈することができる。