関心の対象の推移

例えばある未知の問題を解決すると、別の問題が浮かぶ場合がある。

この過程は半ば不可逆で、一度解決してしまった問題に再び関心を抱くのは困難だし、最初の問題をすっ飛ばして別の問題を想起することも困難である。

このような関心の推移はどのようにして起こるか?



上記のように純粋に新奇性を追求していった場合、問題を生じる可能性もある。

例えば他者との関係において、相手の言動に新奇性がなくて退屈なのだが、関係を維持しなければならないという場合は厄介である。

このような状況において、他者を「いじめる」とか「からかう」といった方法で新奇な刺激を得ようとする場合もある。



また上記の問題とは少し異なるのだが、ある関心を充足すると、それと関連のある関心が想起されやすいという面がある。