2012-04-18から1日間の記事一覧

実感を伴わない損失の評価について

例えば資産の家に生まれたとして、親が「勉強に必要な資金ならいくらでも出す」という方針だったとする。その場合、子供は様々な勉強法(学校、教材等)を選べるわけだが、判断にミスが生じた場合でも何ら痛みを伴わないことになる。もしそれが自分で稼いだ…

本質でない部分の価値をゼロと見積もれなければ正しい判断などできない

例えば特定の商品を買うかどうかの判断に関して、販売員の容姿やプレゼンの巧みさは何の役にも立たない。商品の価値と無関係の要素を購入の判断に生かそうとすれば、しばしば誤った判断を行ってしまうが、実際のところ「無関係の要素」を確実に排除できる人…

作為と「本質」

例えば「化粧」は一種の作為であって、それによって美しくなったとしても本来の容貌が変化するわけではない。化粧によって周囲からの評価を高めた場合、その評価を維持するには常に化粧を施す必要がある。「評価の維持」に固執する場合には毎回の作為を必要…

自慢話をする理由とは?

人間は誰しも自慢話が好きである。しかし自慢話をすれば他人は嫌がるので、コミュニケーションの方法としてはほとんどメリットがない。にも関わらず自慢話をしたがるのは何故か?

報酬感とか思考の流動性とか威厳とか

「報酬感」は長期的には行動の強化に繋がるが、短期的には注意を対象から逸らす働きがあると思う。例えば、全く隙のない人間がいたとする。別にその人間と戦うわけではないが、どことなく威圧感のある人物で緊張を強いる感じ。そういう人間は一切の「報酬感…