作為と「本質」

例えば「化粧」は一種の作為であって、それによって美しくなったとしても本来の容貌が変化するわけではない。

化粧によって周囲からの評価を高めた場合、その評価を維持するには常に化粧を施す必要がある。

「評価の維持」に固執する場合には毎回の作為を必要とする方法を厭い、「容貌そのものの変化」を望むのかもしれない。


しかし「作為によって短期的に取り繕う」ことが本質のような気がしなくもない。