特殊性の認識

例えば、一度働いてから30歳で大学に入り直したとして、周囲がほぼ全員18歳か19歳だったら、かなり浮くだろう。

学部ではなくて修士であれば、22-25歳くらいの幅はありそうだし、場所によっては他にも社会人がいるかもしれない。

博士なら24-30歳くらいの幅があってもおかしくないし、そこでなら30歳でもさほど浮かないだろう。

このように特殊性が認識されるかどうかは所属する集団によって変わるわけだが、具体的にはどのようにして生じるのか?


単純に平均と分散で決まる、という解釈も可能かもしれない。

平均から1σ以内なら浮かないが、2σ以上離れると浮くとか。



ちなみに「浮いている」状態の認識は主観による面が大きいが、同じ人物でも経験によって「浮いている」と認識する条件が変化する。

大雑把に言えば、経験を経るほど差異が気にならなくなる。