本質に関する一考察

何事にも根幹の部分と枝葉の部分がある。

例えば、学校の教員が学生の評価をする場合、基本的にテストやレポートの質、授業での態度で評価を行うべきで、授業外での振る舞いの好ましさを重視すべきではない。

ただそれを勘案するのが許されないかというと、必ずしもそうではないだろう。


本質から外れた時にそれを指摘する人間は必要だが、あまりにもそれに拘り過ぎると硬直化してしまう。


「本質」の重要性を説くのはしばしばAS気味の人間で、全体にとって利益がある場合もあるだろうが、根源的な動機は本質のみに基づいたシンプルな評価が「彼らにとって都合がいい」からだろう。