原因を限定する必要性

ある行為によって好ましい結果が得られたとする。

それ自体に何ら問題はないし、好ましい結果をもたらした行為は強化すべきであろう。

ただ、それを絶対視することが枷となる場合もある。

好ましい結果を得る方法が他にあったとしても、最初にそれを得た行為ができなくなった、という理由で、結果を得ることを諦めてしまう可能性もある。

このような時には、「結果を得るための必要条件ではなく十分条件に過ぎない」と認識を正す必要がある。


ただ実際のところこれはそう簡単ではない。

いつも特定の行為Aによって好ましい結果Bを得ていたら、好ましい結果Bと関連付けられて強化されるのは行為Aだからである。