緻密な寄与率の理解と俯瞰
「俯瞰する」こと自体というよりも、目的達成までの経路を俯瞰しながら複数の手法を適宜実行するのに、緻密な寄与率の理解が必要だということ。
特にモチベーション維持の観点から。
目的達成に寄与する行動A、Bがあったとする。
AもBも多少は目的に寄与する、ということは分かっているのだが、どちらがどの程度寄与するのかは不明である。
こういう状況で、AやNを実行することは不可能ではないのだが、Aを実行している時には「もしかしたらBの方が効果的で、Aは不要かも?」と考えてしまうかもしれないし、そうなると行動のモチベーションを維持することが困難になる。
また、AとBの両方が必要だと漠然と感じていたとしても、Aを実行してる時にはある程度「Aの方が重要だ」と思い込む必要がある。
このようにしてモチベーションを維持している場合には、Bの方も重要(並行してやると効果が高い)と感じていても、なかなかBを実行する気になれなくなる。
しかし、「目的の達成までに、Aを2時間、Bを3時間行う必要がある」というとこまで分かってしまえば、必要な時間とモチベーションに応じて、AとBを適宜実行することが可能になる。