より優れたものを手に入れるために待つか、即座にそこそこのものを手に入れるか

割引率の問題でもあるし、マキシマイザースケールの問題でもある。

典型的なのは大学受験で、現役時代に第一志望に落ちたが滑り止めに受かったという場合に、浪人して第一志望を目指すか、そのまま滑り止めに入るか?

(まぁ仮面浪人という折衷案もあるけれど)


「浪人してでも第一志望を目指す」という人間は、一見割引率が低い(割引因子が大きい)ようにも見える。

その解釈が間違っているというわけではないのだが、「未来の価値を大きく評価できる」というよりは、「現在の関心の対象に固執する」と解釈した方がしっくりくる。