最小限の労力でこなそうとするモチベーション

人間は同じ仕事をするにも、極力少ない労力でやろうとする。

もちろん、労力は減らせるにこしたことはないので、当然の判断なのだが、「労力が減る」こと以上に大きなインセンティブがあるように感じられるので。


子供などは、「少ない労力でこなせる」ことを自分の賢さの表れだと考えることもある。

しかしそれ以外にも、ある目的の達成手段を簡便な形で確立すること自体が、インセンティブになるのではないか。

それはより一般的な(適用範囲の広い)理論の確立に魅力を感じる心理に近い。