対象Aが法則Bに従って動き、それを知っているとする。
実は対象Cも法則Bに従って動く場合、その可能性に思い至れば対象Cの動きの予測に寄与する。
ではその可能性を想起する機構はどのようなものか?
おそらく対象Aと対象Cの間に、何らかの共通の要素がないとそういった推論は不可能だろう。
行動の強化にも類似の機構が想定できる。
ある対象が好ましい刺激をもたらした場合、その対象への接近行動が強化されるが、その対象と共通する要素を持つ別の対象への接近も、(別の対象によって)獲得した報酬と類似性に依存して強化される。