規範の受容に伴う行動の変化

例えば対人関係において「他人の悪口を言ってはならない」という規範を(親などから)教えられたとする。

まぁそれを守ることでよい友人が増えてハッピーということもあるんだが。


さほど友人の増加には寄与せず、また今までそういう話をして満足感を得ていたのにその話ができずに欲求不満になったとする。

その際に、自分の周囲に「他人の悪口を言う」人間がいると、強烈に非難して鬱憤を晴らそうとする場合がある。

このような行動はどのようにして発現するのだろうか?




上記の例で、「他人の悪口を言わない」という規範の例で、実際によい友達が増えた場合はどうだろう?

本人が「よい友達が増えた」という好ましい事実が規範の遵守によるものだと認識できれば、その後も規範を遵守するだろうし、規範を遵守しない他者をことさらに非難することもないだろう。

しかしその因果関係に気付かなかった場合はどうか?