素人を「騙す」方法

twitterより。


(高等教育に関しては、実態と一般の認識の乖離が大きいという話を受けて)

情報発信を大学のみに頼っていたら、当然都合のいい情報しか出さないわけで、実態との乖離が大きくなる気がしますな。

大学研究家の一番滑稽なところは、大学の出してる(強烈にバイアスの掛かった)情報をそのまま世間に伝えている点だろう。(すでにブロックされているので強気w)

大学に限らず、「宣伝と実態に大きな乖離がある」という例は多いので、大学のメディアリテラシー的な授業で学生に一つの例について調べさせたら面白いかも?「積極的」なところは法律スレスレまで都合のいい宣伝をでっちあげるんだろうし。

抽象的な表現は(実態を鑑みて)不適切でもまず法には触れないので、情報量はゼロに近い。でも具体的な数字を偽ったらさすがに問題なので、そこはある程度信頼できる。(それでも都合のいい数字を使う、わざと有利な統計処理を行う、といった可能姓は残る)

RT @cochonrouge: 「就職百パーセント」と大見出し。小さな読めないような字で「○○学部○○学科女子学生のデータ」(某大学の広告より) RT @jotun82: 「積極的」なところは法律スレスレまで都合のいい宣伝をでっちあげるんだろうし。

あと「非常に優秀な(実績のある)学生を排出しました」とか「先輩のメッセージ」みたいなのは、多数の学生の中からthe brightestを選んでるわけで、それもほとんど参考にならんよね。でも相手が素人なら結構騙せる。(全員がそうでないにせよ、割と一般的な例だという印象を与えられる)

@cochonrouge なるほど公取委ですかw まぁ文科省が情報公開の義務化と統合データベースの作成をすると言ってるので、そこで不適切な情報が排除されればいいんですけどね。(ぬるい対応になる気がしなくもないですがw)

研究の「チャンピオンデータ」もそうなんだけど、統計処理しないデータを出す場合、慣れてない読み手は「都合のいいデータを選んでるんだろうけど、それでも10件にひとつくらいはこういうのがあるんだろう」と思ってしまいますよね。実際は1000件から一番いいのを選んでたりするわけだけどw

不慣れな読者に対して、合法的な手段で実態と異なる印象を植え付けるのは容易だという話ね。