緊張と弛緩

「課題の設定→解決による充足感」の話を書いてて思ったんだが、満足感を得るには課題が困難であることが望ましいよね。

それは「安易な解決策が浮かばない」ことで、それに対応する生理的条件はなんだろうなと。


まず「目的」ありきか。それには社会的な意義などがあると好ましいけど、無くてもいい。(ex.ゲーム)

目的の刺激を得るために為すべき行為がほとんどないのなら、さしたる満足感は得られない。

満足感を得るためには「手法が既知だが手間がかかる」か「手法が未知」でなければならない。

テレビゲームなんかは両者を上手く組み合わせている。

敵のボスを倒すには、相応のレベルが必要なので「既知だが手間がかかる」。

ダンジョンの謎解きなどは「手法が未知」。

たぶん、上質の満足感には両方必要で、特に若干後者を伴う「既知だが手間のかかる手法」を実行している時に、満足感が得られやすいのではないか。

(「未知の手法」は思いついてしまえば解決なので、持続時間は短い)