2013-04-28から1日間の記事一覧

絶望と希望

あるものを得る場合に、条件AとBを満たせば確実に手に入るが、条件Aだけだと80%の確率で手に入るものとする。条件Aの充足が簡単なら、初期には条件Aのみを充足して目的のものを得ようとするだろう。しかし条件Aだけでは得られないこともあり、そこで「絶望」…

要因の細分化と行動の自由度

例えば「安全」という感覚に関して、幼少期には「母親のそばにいる」ということが重要だが、学童期には「周囲の人間と同質である」ということが重要になってくるし、大人になれば個々の状況に応じて相応の対応をすることで「安全」という感覚を得ることにな…

予測誤差と行動選択

負の予測誤差が非常に大きいと、それが伴う事態を強く避けるものとする。一度それが起こった場合、その事態を受け入れられるようになるためには、予測を下方修正する必要がある。

固執と漠然とした希望

何かに固執していたとしても、それと並立しないものを欲したら、どちらかを選ぶかの選択を迫られる。しかし、その場で選択を行わずに、「両方を得る方法を探す」という選択肢もあるにはある。それが成立するためには、「目的のものを実際に得る」ことをしな…

絶望とか諦念とか唾棄とか

自分のことにしろ他人のことにしろ、何かしら不利な(好ましくない)要素があると、それだけで諦めてしまう(排除してしまう)ことがある。例えば、元々の容姿に優れない人間が、優れないなりに外見を整えることは無意味ではないだろうが、それを容易に諦め…