そもそも緊張とは何か?

生命の危機に晒されたら緊張するが、必ずしもそういう場面だけでない。

大きな損失をしかねない時に緊張するのだろうか?

しかし習い事の発表会などでは、多少恥をかくかもしれないが、「大きな損失」が生じるわけではないだろう。

まぁ「損失の可能性」も重要な要素ではあると思うのだが。


前回のエントリでは、「緊張は出力の必要性によって生じる」と述べた。

では出力の必要性はどのようにして生じるか?

何か欲しいものがあり、それを手に入れるために様々な行動が必要という場合には、出力の必要性が高まるだろう。

もちろんこの「必要性」は、「欲しいもの」の存在を前提にしたものなので、必ずしも生存に必要というわけではない。