gradualな属性への責任割り当て

目的の達成のための選択肢が2つあって、一方を実行したら成功し、もう一方を実行したら失敗した、という状況であれば、成功の要因も失敗の要因も理解しやすい。

しかし、現実には何が成功に繋がったか不明瞭な場合も多い。


例えば、異性に告白して振られたとする。

アプローチの仕方がマズかったのかもしれないが、自分の容姿がイマイチだったのかもしれないし、相手の好みに合致していなかったのかもしれない。

ただこの場合、どこに原因があったか突きとめるのは困難である。



全方面への努力をした結果、それでもダメだという状況になれば、いくらか問題点が見えてくるかもしれない。

逆に言うとそういう状況になるまでは、「容姿」や「収入」といった要素を原因として認識することは難しいのかもしれない。