独りよがりな思考が生まれる理由

「独りよがりな思考」が常に誤りとは限らないが、基本的に精度は低い。

独りよがりでない思考がどのように生じるかというと、他者の見解を求めてそれと考慮した上で自分の見解を再構築するのであろう。

それが逆に誤りを生む可能性もあるが、極端におかしな思考からは逃れやすい。


「独りよがりの思考」を生む理由は何か?

そもそも人間が長時間思考する際、「他者の存在なしにそれが可能な人間」と「他者の存在を介さないと不可能な人間」がいる。

後者はその性質上、そもそも「独りよがり」にはなりにくい。

一方前者は高い確率で「独りよがり」になる。


「独りよがり」な思考を持つ人間も、自分の思考の不合理さに気付いている場合はある。

ただ思考というか価値が、自分の脳内で完結しうるので、不合理な思考は長期間意味を持ち続ける。