個人の行動の属性への割り当て

例えば高卒の居酒屋店長がいたとして、いつも大卒の社員にうるさく指示されていたとする。

その指示に問題があった場合、社員個人を恨めばいいわけだけど、怨恨の対象が「大卒」という資格に向くケースもゼロではないだろう。

で、その憂さを晴らすために、大卒のバイトに当たるとか。


もちろん、個人(上記の例では社員)に対する怨恨がなくなるわけではなく、むしろそれが主だろうが、属性に感情の一部が割り当てられただけで、同じ属性を持つ他の個人に影響を及ぼす場合がある。

まぁそういう意味では、恨みの対象になるような人(往々にして権力者)と同じ属性を持つと危険、ということなんだが、自分が力を持って自衛するという戦略を取るのであれば、結局同じ属性を持つことになってしまう。