行動とsalienceの連鎖

思春期の子供などは「奇抜な格好で個性を主張する」という行動を取る場合がある。

「個性的である」ということは「他者と比較して違いがある」ということであり、そのこと自体がドーパミン放出を促す要因になりうる。


「行動を起こして報酬を得る」だけであれば、報酬感は一時的なものに留まるが、「他者との差異を確立する」ことは、永続的とまではいかなくとも、長期的な報酬感をもたらしうる。

ゆえに「差異の確立」のための行動は、非常に強い動機を伴う場合がある。