執着の表出パターン

「執着」とか「固執」という言葉は、「(不合理なまでに)同じ対象に関心を持ち続ける」とか「(不合理に)同じスタンスを維持し続ける」みたいな意味で使われることが多いだろうか。

確かに、単純に「同じ状態の持続」である場合もあると思うんだけど、多少状態の変化を伴いながら特定の事物への執着は持続するという場合もあるんじゃないかなと。


具体的には以下のようなケース。

何か執着する対象(例えば「語学学習」)があって、それに否定的な出来事(例えば「英会話学校に金がかかる」「いつまで経っても話せるようにならない」)が起こったとする。

で、普通はそういうことがあると関心が冷めるわけだけど、執着が強い場合には、「利点を積極的に探す」ことで関心を維持しようとする。