夢が破綻するケース
夢が叶うこともあれば叶わないこともある。
夢の内容によっては、なかなか叶わなくとも、生涯それを叶えるチャンスはあると思う。
安直な例だと「宝くじで一等を当てる」とか。
「のど自慢で優勝」なんてのも声が出る限り可能性はありますな。
でも途中で叶えることが不可能になるものもある。
あるいは夢自体が霧散してしまう場合も。
そういったケースについて少し考えてみる。
まず「夢=なりたい職業」の場合。
職業に年齢制限があれば、その年齢を超えた時点で夢の実現は不可能になる。
まぁ「夢=職業」というのはちと抽象的で、本来何かしら「やりたい作業」があるはずなんだが。
「夢=作業(あるいは何らかの成果)」であれば、上記のようなことは起こりにくい。
では夢自体が霧散するケースとはどんなものか?
究極的には人間の夢は、何らかの直接的な刺激(他者の称賛、未知の風景、機能の実現等々)に還元されるものだと思うけど、そこから派生した中間的な目的物を「夢」と認識した場合、根本的な要素(直接的な刺激)と中間的な目的物の間の関係性が疑わしくなれば、中間的な目的物(夢として認識しているもの)の価値は揺らぎ、終いには霧散する。