「同調圧力と戦う」に対する違和感

twitterより。分量的にも内容的にも、togetterでまとめるほどではないと思ったので、こちらに転載。


同調圧力と戦う」ってのは分からんでもないんだが、シャドーボクシングしてる感がなくもないよね。本人の思い込みかもしれんし(告発を無効化する話法)。圧力に屈しなかったら不利な扱いを受けた、ということなら法的な問題にできるんだろうけど。

あと「同調圧力を弱めるために言論の場で…」っちゅーのも、本当に機能すんのかなと思う。

「圧力に屈しなかったら不利な扱いを受けた、ということなら法的な問題にできる」とか言うと、「極論だ」みたいなこと言われるんだけど、最後まで屈しなかった人間を救えば、次第に同調圧力に従わない人間も増えるんじゃないかと思うのよね。逆にその人を救えなければ、絶対に改善しない。

「悪い結末が見える」という場合よりもむしろ「結末が見えない」場合に、同調圧力が強まるんじゃないかと思う。

リスク取って行動する人間は常に一定数はいるんだが、そいつらを片っ端から奈落に突き落としてるんで、いつまで経ってもリスク取る人間が増えない、という印象。そいつら(の少なくとも一部)を救うのが先で、最初から、リスクを取らん人間を救うのは無理だろうと。