思春期のアレ

自分の場合は、高校1年の冬くらいから精神的に不安定になって、浪人時代までそれが続いた記憶が。
「受験のプレッシャー」ってのはあまり関係ないと思う。
高校受験に失敗して仲のよい友人と離れたのは少し関係があるかも。
あと自分の容貌を気にしてた、というのもあるかもしれない。


でもおそらくこの時期不安定だったのは、ホルモンバランスの変化とか前頭葉髄鞘化とかカテコールアミンの放出量の増加とか、そういう生理学的な理由が大きいと思うんだよね。

んで、それに伴って特有の思考パターンが形成されたという話なんだと思う。


具体的にどういう(不安定な)思考パターンなのかというと、今まで気にせず行動を起こせていたのに、その行動の妥当性が気になって行動が起こせなくなる、みたいな。

対人関係では、それまで特に気にせず他者に話しかけていたのに、「自分は本当に受け入れられるのか?」みたく尻込みしたり。




何となくだけど、女性よりも男性でこういうパターンは顕著に出るんじゃないかと思う。
もちろん男性でもあまり顕在化しない人はいるだろうけども。

んで、こういう思考パターンの変化を乗り越える知恵が、「男子の育て方」や「男子の通過儀礼」に表れてる気がする。

例えば、「男の子はなんでも自分でできるようになりなさい」という教えや、思春期の男子を数日間一人で生活させる儀式など。


逆に私のように「漠然と周囲の雰囲気に合わせて物事を判断していた」人間は、この時期に不安定になりやすい気が。