比較と希望と絶望

人間が何かを手に入れられるかどうかは、他者の行動や自分の過去の行動と比較することで見積もる場合が多い。

仮に他者が、自分にも実行可能な方法でそれを手に入れていれば、それは希望に繋がるが、それを手に入れた方法が自分に実行不可能であれば、絶望に繋がる。


とはいえ、仮に他者がそれを手に入れた方法が自分にとって実行不可能であっても、他の方法があるかもしれないし、そもそも「手に入れたいもの」に固執しなければいい話なので、「絶望」するのはおかしな話なのだが。