集団への所属の是非
ある集団に所属しており、そこの留まるか抜けるかは何によって判断されるか?
複数の集団に所属していれば、最終的には最も好ましい集団を選ぶのかもしれない。
また、集団に所属していなくてもそれなりに満たされるのであれば、所属した際の満足度と一人でいる時の満足度の比較となる。
だが、ここではもう少しミクロな視点で考えてみたい。
基本的に所属を継続する場合には、その集団で相応の地位を占めていることが必要だろう。
これは必ずしも公的な役職などに限らず、自分に対して好意的な反応を示してくれる人間が一定数いる、ということでもいい。
ただ、どの程度の「好意的な反応」で満足するかは、個人によって差がある。
それは「一人でいる時との比較」にもよるが、対人関係のスタンスにも依存する。